首の筋力が落ちてくると、ふとした衝撃で頭が前後にがくんと倒れたり、首を守るためにうつむき加減でバランスをとることで痛みが出たり…
うしろから急に触られたり、車椅子の方向転換が急だったり…危険がいっぱい!
筋肉は1枚でつながっています。痛め方がひどいと、首だけではなく肩や頭皮までガチガチに固まりズキズキしてきます。首の前側、喉に近いところまで張ってくると、吐き気に襲われることもあります。
日々痛みと戦っている私が、少しでも楽にするためにしている4つの対策をご紹介します!
首・肩のコリと頭痛対策1:処方薬
ノイロトロピン
首や肩、頭皮の痛みに悩み、神経内科の主治医に相談して以来ずっと処方してもらっているのがノイロトロピン錠4単位
1回1錠を朝・夕食後に飲んでいます。
生体内に備わっている痛みを抑える神経の働きを高める作用に加えて、末梢の血流改善作用や痛みや炎症に関与するブラジキニンの遊離抑制作用により痛みを和らげます。
くすりのしおり
主治医からはざっくりと血流を良くして慢性的な痛みを緩和する薬と聞いています。
ただ、服用していても首や肩が痛くなるので効果を疑っていました。すると通院の関係で薬が1週間切れたとき、その効果がよくわかりました。
肩に何かがとり憑いているのかと思った!
肩がずっしりと重く、1週間がとても長く感じられました。頭痛・生理痛に効く鎮痛剤のようにピタリと痛みがなくなる訳ではありませんが、あるとないのでは大違い。
それ以来、ノイロトロピンを切らさないよう注意して服用を続けています。
ロキソニンゲル
ロキソニンといえば有名な痛み止めですが、飲み薬だけでなく塗り薬もあるんです。
こちらも神経内科で処方してもらいました。
透明なゲル状で湿布の代わりに痛みがあるところに塗布します。
塗り方のポイントはゲルを塗り込むのではなく、患部に厚く広げるように置くこと!
塗ってすぐ痛みが消えるわけではありませんが、しばらくすると痛い部分だけスーッとしてきます。お風呂上がりの清潔な肌に塗ると、翌朝なんとなく効いているような感じ…です。
最近は使わなくて大丈夫になっています。
首・肩のコリと頭痛対策2:訪問マッサージ
私にとって絶対に必要なのが週に2回の訪問マッサージ。鍼灸整骨院から施術に来てくださっています。
経絡を診てその日の症状の原因を探り、状況に応じて針やお灸を据えてくれます。もちろん手で痛みをほぐしたり、骨のゆがみを治してくれたりも。
東洋医学もすごいなと実感してます。
痛みの原因が首そのものの日もあれば、背中や腰が原因のこともあります。逆に首や肩のせいで腰まで痛くなっていることもあるようで、原因から治療してもらえるのがありがたいです。
私にとってはリハビリよりも大事かも。
首・肩のコリと頭痛対策3:首らくサポーター
ここまで紹介してきたのは医療ケアでした。もっと手軽に痛み対策を取り入れたい方におすすめなのが首らくサポーター。最近よくある宝島社のムック本になっている商品です。
首に巻いておくと、頭の重さから首を守ってくれるよ。
※こちらは現在販売されている最新のタイプ。私が使用しているのは販売終了した古いものです。
首や肩、頭の痛みが強いとき、首をグキッと痛めてしまったとき、この首らくサポーターを2時間以上つけていると外したときに随分楽になるのを感じます。
マッサージの先生にも辛い時はつけておくほうがいいよと言われています。
しかし、この首らくサポーターはスマホ首でストレートネックの方等に向けて作られたもの。病院ではさらに良いものがあるのではないかと相談したこともありました。
病院で購入したけどのどの下に食い込んで痛い…
病院で作ってもらった頸椎カラーも、自分で購入した空気を入れないタイプのサポーターも、どちらも縁が硬く刺さるような感じで装着しているのが苦痛でした。
その点、首らくサポーターは空気を入れて調節できるおかげで痛みもなく使うことができています。
首・肩のコリと頭痛対策4:リファ グレイス ヘッドスパ
美顔ローラーで有名なリファから販売されているグレイス ヘッドスパ。スイッチを入れるとヘッドがぐるぐる回転して頭皮をほぐしてくれます。
高級品です!
約6年前、人によりシャンプーを上手にしてもらえず頭皮にかゆみや汚れが残ることに悩んでいました。髪を短くしてみても変わりがなく、思いついたのが「手で洗うのが難しいなら、機械にしたらどうだろう?」ということ。
自分で購入するつもりでいろいろなヘッドスパを調べていたら…
なんと、サンタさんがやってきました!(+誕生日プレゼント)
それから数ヶ月、シャンプー以上に思わぬメリットがありました。
Tさん
この頃、頭痛いって言わなくなったね〜!
リファでシャンプーするおかげみたい!毛穴の汚れだけじゃなく、コリもほぐれてる。
Tさん
私も買っちゃった〜
頭のコリを取るためには、シャンプーブラシよりも乾いた髪で使うニーディングブラシの方がマッサージ効果は高いです。それでも週に4度のヘルパーさんによる入浴の際にお願いしているリファでのシャンプーで、頭皮の痛み具合は激変しました。
本音を言えばニーディングブラシでマッサージされたい!でもヘルパーさんはマッサージ禁止なのです。
まとめ:痛み対策で快適な毎日を
今回紹介した痛み対策は、医療から2つとその他から2つ。
気になる方法はありましたか?
ご自身に合った対策をとって、痛みの少ない生活を送りましょう。
痛いの痛いの飛んでいけ〜
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